北海道では数少ない漆工芸家のひとりであり、旭川市内の木工芸家達が集まって作るグループ「ミクル」のメンバーである堀内 亜理子さん。
岩手県の浄法寺産の国産漆と中国産漆を使用して、漆を使ったことのない人にも馴染みやすい現代の生活に合った作品を作っています。
木の加工はミクルのメンバーに、そこからは全て堀内さんの手作業で、漆を塗って乾かす工程を7,8回繰り返します。製作時間は長くかかりますが、それが漆塗りの魅力。ミクルのメンバーはお互いに協力し合い、合同で展示会を開いたりしています。
「旭川には、ものづくりの高い技術を持った人が多いので、違う分野の人たちと一緒に、暮らしの中で使いたいと思える物を作っていきたいんです。そして、地元で作られたクラフトや食材を使う、地産地消の豊かな暮らしを提案していければと思っています」(あさひばし こうほう旭川市民 2008年3月号より)
作品掲載
きょうの料理 2004年12月号
2005年12月号
Life Café 2006年Spring号
旭川新聞 2006年12月26日
あさひばし(こうほう旭川市民)2008年3月号
北海道新聞 2008年4月 など他多数
堀内 亜理子(漆工芸家)
1976年 北海道旭川市生まれ
1998年 秋田公立美術工芸短期大学専攻科修了
2000年 岩手県安代町漆器センター研修修了
現在、旭川にて木工クラフトに携わる若い人たちが作るグループ 「ミクル」のメンバー
漆作家 堀内 亜理子さんの作品は旭川ツアリズムで購入できます。 詳しくは旭川ツアリズムのページをごらんください。