旭川を流れる川の数は約170、架かる橋は700あるといわれています。
石狩川
全国3番目、北海道では一番長い石狩川は上川町の石狩岳を源流として上川管内の旭か札幌方面を通り日本海へ流れます。名前の由来はアイヌ語「とても曲がりくねった川」のイシカラ(isikar)から来ていることから当時の蛇行が激しかった川の様子が伺えます。
忠別川
美瑛町の忠別岳を源流にしている忠別川は旭岳ふもとの天人峡を通り旭川で忠別川と合流します。名前は「波立つ川」を意味するアイヌ語「チュウペッ(chiu pet)」から付けられました。
美瑛川
十勝連峰のツリガネ山から始まる美瑛川は白金温泉、美瑛町を通り旭川で美瑛川と合流します。美瑛の由来は「油ぎった」「濁っている」を指すアイヌ語のピイエ(Piye)から来ていると言われています。
牛朱別川(うしゅべつがわ)
当麻町と上川町境界の丘陵地帯を源流とする牛朱別川は旭橋で石狩川に合流します。川名はアイヌ語で「鹿の蹄跡の多い川」であるウシ・シ・ペッ(Ushi si pet)が由来と言われています。
永山新川
1998年に牛朱別川の分水路として人工的に作られた永山新川は名前の通り旭川北部の永山地区を通る旭川で最も新しい川です。毎年春・秋にはシベリアからやってくる白鳥や鴨が多く飛来することで有名な川です。
オサラッペ川
鷹栖町と和寒町境界にある山系を源流とするオサラッペ川は鷹栖町を通り石狩川と合流します。アイヌ語の「川尻 葦原 皮」という意味の「オ・サル・ペッ(o saru pet)」を名前の由来としています。